広域漁業調整委員会は7月7日(日)から遊漁者のクロマグロ採捕禁止が公示された。

7月の全海区の採捕数量7tを超える恐れがあるためで、禁止期間は7月31日まで。期間中はリリースを前提とした釣りも禁止で、他の魚を狙ってクロマグロが掛かった場合は直ちにリリースしなければならない。

指示に従わなければ漁業法第191条に基づき1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金等が科される可能性がある。今年4月からクロマグロ遊漁の管理体制が強化されており、クロマグロ陸揚げ後の報告期間が最長5日間から3日間に短縮。

またこれまで違反があった場合は、2回目の違反で出されていた農林水産大臣名の同委員会指示に従うべき旨の命令が、今後は違反が確認された場合ただちに発出されることになった。