8月21日午後5時50分ごろ、網走市能取漁港〈湖口地区〉の西防波堤でサケが釣れていた。当時6人が外海側でウキルアーをキャストしていたが、魚影が薄くほとんど釣果なし。唯一、釣果を得ていたのは基部から90mほど先端寄りにいた網走市の男性(54)で、初物で70cmの雌を釣っていた。

入釣は同4時半ごろ。スプーンは表がブルピン、裏がグローの45gで、タコベイトは1.5号のピンク。エサのサンマはエビ粉塩とニンニク塩、うま味調味料をまぶして2cm角に切って使用。ウキ下を1.4mほど取り、40〜50mキャストし2秒に1巻きのデッドスローで探った。すると同5時ごろ、着水点から10mほど手前で今回の獲物がヒット。開始からわずか30分ほどでの出来事に男性も「まさか釣れるとは思わなかった」と驚いていた。

翌22日午前9時ごろに西防波堤を再訪すると、朝方に基部外海側のウキルアーで3匹、左側の砂浜の投げ釣りで5匹ほど上がったと現地で会った人が教えてくれた。釣れ具合から全体で2ケタ釣果の日も近いと感じた。なお、駐車帯、釣り場ともに蚊が非常に多いので防蚊対策を万全にした上で入釣したい。 (本紙・坂井 宏彰)

網走市の男性が釣ったコンディションのいい70cmに雌ザケ

※編集部注 …… 2024年9月5日より、網走海浜サケ・マス釣りルールの施行により、網走市能取漁港〈湖口地区〉は西防波堤と東防波堤は通年立ち入り禁止になっています。ご注意を。