17日、芽室町の知人の水谷昇さん(52)から、網走市北浜海岸でサクラマスが釣れ出したと連絡をもらい、詳細を聞いた。
水谷さんはまだ薄暗い午前3時、同市浦士別川河口から約100m左のサーフへの入釣を決め、ロッドを振った。パイロットルアーは28gのジグスプーン。カラーは、薄暗い時間帯や曇天、海が薄濁りの時に高い実績があるパールグローを選んだ。
遠浅なので70~80m投げつつ、30~40m先のブレークラインにも注目して表層を遅めのただ巻きで攻めた。すると4時ごろ、そのブレークラインでトラウト系のもじりがあり、5時までに10人ほどで3匹のサクラマスがヒット、釣り場がにわかに活気付く。
水谷さんに待望の手応えが来たのは5時ごろで、バイトがあったのはやはりブレークラインだったそう。サクラマスは40cm台前半と小ぶりながら体高があり、いかにも「網走」らしい魚体だった。
いよいよシーズンが開幕した同海岸。水谷さんによると例年最盛期は5月下旬。シーズンは6月下旬までで、オホーツク海としてはロングラン。今後は複数ゲットとともにサイズアップも期待できる。
(本紙・金沢 賢治)
