下流域で釧路市と釧路町にまたがる別保川で早くも氷上ワカサギが開幕した。12月22日は知人で釧路市の佐々木教太さん(35)が10cm前後を主体に410匹を釣る爆釣スタートとなった。

 佐々木さんは午前10時ごろ、消防署から200mほど下流の右岸側に入釣した。仕掛けは下バリ付きの2号4本バリ。エサは紅サシの1匹掛け。マキエとしてアミエビを使用した。

 水深1.5mほどの底付近を狙うと、開始当初こそ川の流れが速く釣りづらかったが、10〜15分ほどたつと流れが緩み始め、ワカサギがぽつぽつと釣れ始める。時間の経過と共に徐々に釣れるペースも上がり、この日のピークとなった正午ごろにはダブル、トリプルでヒットが連発。仕掛けが着底した瞬間に当たりが来る「落パク」も頻繁にあったという。

 佐々木さんはエサ切れで午後1時半ごろに終了したが、「エサさえあればまだ数が伸びそうだった」と悔しがった。なお、川岸は氷の薄い場所が多いので要注意。周囲に駐車スペースは少ないが迷惑駐車は避け、特に消防車など緊急車両の通行を妨げるのは厳禁だ。
(本紙・坂井 宏彰)

別保川の氷上釣りはいきなり400匹超えの爆釣スタートとなった

◆ワンポイント◆
佐々木さんは翌23日も同じ場所に入り、同型を250匹キャッチ。両日共に小まめな誘いとマキエが欠かせなかった。