後半戦に突入した広尾町十勝港のサバは依然数釣りが楽しめるようだ。3日午後1時半前、南埠頭で順調に釣れていた。

同埠頭の先端部や左の岸壁で15人ほどがサバを狙っていた。釣果は開始時刻やポイントで差があり、先端部の中ほどにた帯広市の藤本尚雄さん(71)の釣果が最多と思われた。

藤本さんは9時過ぎに釣りをスタート。ハゲ皮オーロラサビキ9号はトラブル未然防止でハリ数を3本に減らしていた。サバは25cm前後主体に30cm超えを含めて40匹キープ。小型は20〜30匹リリースしたという。

藤本さんの右隣にいた地元の常連の平原直勝さん(84)は25匹をキープして小型は10匹以上リリース。こちらはハゲ皮オーロラサビキ8号5本バリで、両者ともタナは2m前後だった。

今回釣れていたサイズの割合はおおむね25cm前後が6割、30cm超え1割で20cm以下は3割ほど。以前よりも大型は減ったが、数釣りに関しては今後も視界良好だ。
(札幌・三木田 久史)

25匹のサバを釣った地元常連の平原さん