今季は2日に開幕した上士幌町糠平湖の氷上ワカサギ。3日は札幌市の山本幸雄さん(61)が妻と2人で入釣し、ワカサギを大漁した。
山本さん夫婦は午前9時ごろ、五の沢の対岸のポイントを示すくいの周辺、水深19mほどのポイントで釣りをスタート。仕掛けは1号5、6本バリ。エサの白サシは半分に切ってハリに付け、べた底を狙った。開始してすぐにワカサギが釣れたものの、以降はピークらしいピークはなく、数匹釣れてはしばらく当たりが止まるのを繰り返したそう。
水深が深い同湖では、1匹ずつ釣っていては効率が悪く数が伸びないため、追い食いで一度に複数匹釣って釣果を伸ばしたいところだが、肝心の魚影が薄く、2匹、3匹と同時に釣れるケースは数える程度しかなかった。
さらにエサ取りのウグイやアメマス、サクラマスに仕掛けを切られたりするトラブルもあり悩まされた2人だが、まめなエサ替えや誘いを心がけて釣果を伸ばし、午後3時半ごろの終了までに夫婦2人で7〜9cmのワカサギを355匹釣り上げた。
同湖の氷上釣りは年齢問わず協力金800円が必要。詳細はNPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター☎01564・4・2261へ。
(本紙・坂井 宏彰)
【上士幌町糠平湖】五の沢対岸で氷上ワカサギ好釣果