7月29日午前10時過ぎ、雄武町元稲府漁港の西防波堤にいた旭川市の長尾則明さん(37)と長谷川銀次郎さん(36)がカラフトマスを仲良く1匹ずつゲットしていた。
2人は同8時半に港内側でウキフカセ釣りを開始。ウキ下は1㍍で、ピンクのタコベイトをかぶせたアキアジバリ20号にニンニク紅エビをセット。10㍍程度投げて当たりを待った。カラフトマスの跳ねが10分に2、3回あり期待が高まった。
長谷川さんの棒ウキが斜めに沈んだ。長尾さんが慌ててタモを差し出す。網枠の直径が40㌢のかなり小さなタモ。銀ピカの56㌢が上がった。立て続けに長尾さんにも48㌢がヒット。長尾さんのロッドは軟らかめのトラウト用で、大きくしなってスリリングなファイトになったようだ。
港内はエサ取りのアカハラが多かった。長谷川さんは対策として「エサ替えを頻繁に行い、カラフトマスのためにエサの鮮度を保つことが重要」と話した。
(本紙・金沢 賢治)
【雄武町元稲府漁港】跳ね頻発! 2人組がそれぞれ初物キャッチ