南風が吹いて気温が上昇した8日、恵庭市の恵庭サーフ会長の井森哲也さん(53)と会員の木村務さん(45)が寿都漁港の北防波堤先端部でハイーズンさながらのカレイの入れ食いを堪能した。

 2人の釣り開始は午前5時ごろ。タックルは井森さんが30号4.25mの並継ぎで木村さんが振り出しロッドを共に2本ずつセット。ミチ糸はPEライン1.2号で、ナイロン3-16号の力糸を結び、仕掛けはオリジナルの胴突き2本バリ。塩イソメを房掛けし、出し風に乗せて80~150mの範囲を狙った。1投目からオモリが着底後すぐに当たりが出るハイシーズンを彷彿させる入れ食い状態となり、エサ切れとなる納釣の午後1時ごろまで続いた。

 最終釣果は、井森さんが25~38cmのマガレイ38匹に33cmと35cmのクロガシラ2匹。木村さんが25~42cmのマガレイ29匹、30~33cmのソウハチ3匹、35cmのクロガシラ1匹、26cmのスナガレイ1匹、35cmのコマイ1匹の爆釣だった。
(むかわ・大内 一程)

■ワンポイント
今シーズンの寿都漁港は釣果の半分が25cm未満のリリースサイズが多く、この日も2人合わせて50匹以上をリリースした。エサはいつもより多めに持参した方がいい。