ウキルアーでサケを3匹釣った札幌市の田村さん
全体で150匹ほどのサケが上がった藻興部川河口海岸

 興部町の藻興部川河口海岸で10月7日午前10時過ぎ、両海岸のウキルアー釣りやウキフカセ釣りでサケが全体150匹ほどと大漁だった。中には1人で20匹を釣り上げる人もいて、大勢の人で活気付いていた。

 札幌市の田村紘樹(こうき)さん(30)は、午前8時ごろ現地に到着した。河口左海岸から伸びる消波ブロック群の導流堤先端が空いていたので、そこに入釣した。タックルは10フィートMHアクションのルアーロッドにスピニングリール3500番を装着。ラインはPE3号。ウキルアー仕掛けで、スプーンは40gブルーピンクカラー。タコベイトは赤。エサはソウダガツオだった。

 消波ブロックから沖に向かって仕掛けを投げ入れる。ゆっくりリールを巻いて魚を誘うと同8時半ごろ、65cmの雄のサケがヒット。その後、午前10時過ぎまでに65cmと72cmの雄のサケを追加した。計3匹を上げた田村さんは「サケ釣りは掛けた時の強い引きが面白い」と語った。

 同じ左海岸の消波ブロック付近で午前0〜10時前までウキフカセ釣りをした男性2人組はそれぞれサケを6匹、10匹釣り上げた。右海岸で午前2時半〜10時前までウキルアー釣りをした人はサケを20匹上げていた。
(本紙・渋谷 賢利)

●ワンポイント
 情報をまとめると同日午前4時から8時ごろまでが当たりのピークだった。以降も断続的にヒットが続いたようだ。