段差2本バリ仕掛けで釣れたサケと長尾さん
ご当地名物の段差2本バリ仕掛けでサケの当た
りを待つ長尾さん

 12日午前7時過ぎ、釧路西港第1埠頭の右側面で、釧路市の長尾孝良さん(44)がウキフカセ釣りで釣ったばかりの66cmの雌のサケを手にしていた。

 長尾さんの釣り開始は同6時ごろ。2本中1本のサオにシモリウキを連結したご当地名物の段差式2本バリ仕掛けをセット。ウキ下を1.4mと2mに設定し、赤や青のタコベイトをかぶせた8号のチヌバリにはキビナゴを付けた。他方のサオの仕掛けは1.5号の円錐ウキを使った1本バリで、ウキ下を1.5mほど取り、9号のチヌバリに紅染めのエビを付けた。周囲の人にサケがほとんど釣れていなかったことから、食いが渋いと判断。深い食い込みを促すために後者の仕掛けにはタコベイトを付けなかった。どちらの仕掛けも10m弱投げて当たりを待った。

 しばらくは当たりがなかったが、取材直前に1本バリ仕掛けのウキが一瞬沈んだかと思うとすぐに浮いた。念のため少しリールを巻いて反応を見ると、再びウキが一気に沈んだので糸ふけを取って合わせた。こうして釣れたのが66cmのサケだ。
 時間がたって固まったサケの血と思われるものが、岸壁の所々に付着していた。こうしたマナー違反からこれ以上釣り場がなくなっては困ると考える長尾さんは、「岸壁が汚れたら奇麗に洗い流してから帰ってほしい」と話していた。
(本紙・坂井 宏彰)

◆ ワンポイント ◆
 長尾さんや他の釣り人の話を総合すると、第1埠頭から第2埠頭にかけての「コの字エリア」では合計10匹ほどのサケが上がったと思われる。ほとんどが早朝に釣れたようだ。