石狩市毘砂別(びしゃべつ)川河口海岸で11日朝、ルアーフィッシングで大型のアメマスが複数上がった。

　滝川市のルアーフィッシングチームspeed_wave_ch会長の坂本拓己さん（28）と会員5人は午前5時ごろ、現地に着いた。ロッドは10～12フィートMHクラスで、スピニングリールは4000番前後。メインラインはPE1.2号。リーダーはフロロカーボン20Lb。河口右海岸で20人ほどがロッドを振る中、6人はやや波の低い場所に5m間隔で並びルアーを投げた。

　ファーストヒットは古島叶脩(きょうすけ)さん（26）で同5時半ごろ、ジャクソンアスリート12SSマズメカタクチを投げたところ、30m先で65cmの大型がヒット！　同7時半ごろには坂本さんが岡クラフト岡ジグLT-30サケ稚魚PGをリーリング中、70m先で47cmを釣り上げた。

　アメマスが順調に上がり期待が高まる釣り場にハイライトが訪れたのは、そのわずか5分後だった。同じく70m先で、岩本憲篤(かずしげ)さんがリーリングした岡ジグLT-30に70cmもあるこの日一番のビッグサイズが食い付く。力強い引きをいなして何とか大物を上げた岩本さんは、仲間と喜びを分かち合った。

　終了の同9時までに6人で40cm超えを2匹追加するなど、今季の同海岸はアメマスがいつになく好調のようだ。
（石狩・佐々木　徹）