陸っぱりを数段上回る入れ食いが体験できる船のマメイカ釣り
集魚灯を灯せば入れ食いタイムの始まりだ

 留萌沖のマメイカが絶好調だ。1日、本紙情報協力船の第2紀宝丸(上野友弘船長)で胴長12〜15cmが船中5人で1200匹ほどの大漁だった。

 船長によるとここ5、6年は不調だったが、今年は非常に調子がいいそう。出港は夕方で、ポイントは留萌港近辺の水深約10m、タナ7〜8m。タックルは陸っぱりのエギング用で十分に対応でき、仕掛けには70cm間隔でオッパイスッテを4つ付ける。オモリは軽量の1、2号を使用した。下手に誘わず、置きザオにしたまま船の揺れにまかせた方が良く釣れるという。サオ先の動きに変化があったら、一定のリズムでゆっくりリールを巻けばいい。陸っぱりのようにドラグは緩めに設定せず、きつく締めてもまったく問題ないそうだ。

 好調だった同日のサオ頭は推定350匹の爆釣で、他の乗船者も軒並み200〜300匹台を記録。「タナさえ合えば誰でも釣れる」(船長談)という同船のマメイカ釣りは、チャーター(2万円)が基本。5人集まれば1人4千円で出港できるので、興味のある方は同船に相談を。