今シーズンの古平沖のヒラメは良型が多く、期待して6月15日に古平漁港から遊漁船に乗り同沖へ向かった。

 午前4時に出港し、前浜の16mラインで仕掛けに500gのバケとオオナゴのエサを付けて海に投入した。サオ先を大きくゆっくり上げ下げして底上3〜4mのタナで誘いをかける。間もなく私のサオにモゾモゾと前当たりがきた。サオを止めて食い込むのを待つ。すると強烈な引き込みがあり、やりとりの末に60cmの良型が上がった。

 辺りが明るくなると30〜40cm超えのフグが次々掛かり、エサを消耗するだけでなくハリス切れも続出。それでも沖上がりの同10時半には6人でヒラメが30匹の好漁に。50cmオーバーが3割ほど交じって型が良く、満足の1日となった。
(札幌・伊藤 禎恭)

ワンポイント

ハリス付きの替えバリを多めに持参したり、ハリスをPEラインにしたりするなどフグ対策が重要。もう少しするとヒラメは産卵期に入り活性が下がるので、狙うなら今がチャンス。

60cmの良型ヒラメと筆者