14日、泊村兜千畳敷で札幌市の男性がウキ釣りでホッケを好漁した。 この男性は早朝、ホッケ狙いで寿都町の政泊平盤に入ったがさっぱり釣れず。1時間ほど撤退して海沿いを北上。兜千畳敷には午前9時半ごろ到着した。

 ホッケがぽつぽつと釣れていた磯場左基部の小さなワンドに釣り座を構えた。サオは3号4.5mの磯ザオでラインはナイロン5号。ウキ下を1.5mほど取り、チヌバリ5号にオキアミやマグロを付けた。

 開始当初はごくまれに釣れる程度だったが、粉末集魚剤とアミエビを混ぜたコマセをまめにまいて集魚に尽力すると、30分ほどで群れを寄せることに成功。以降は仕掛けを投入するたびにウキがスーッと沈んでホッケがよく釣れたという。

 釣果は午後1時半前の取材時までにリリースを含め30〜40匹ほど。サイズは30㌢弱〜35㌢ほどで良型が目立った。
(本紙・坂井 宏彰)

●ワンポイント
この日は入釣者がいなかったが、右基部のワンドもホッケの好ポイント。混雑で狙いのポイントに入れなかった時に探ってみたい。

札幌市の男性が釣った良型のホッケ