25㌢弱のサバ(右)とニシンを見せる梨本博之さん
取材中にも小物がヒット!

 10月21日、釧路西港でサバを主体にマイワシ、ニシン交じりでよく釣れていた。午前11時ごろ、第1埠頭右岸壁にいた釧路町の梨本博之さん(66)がちょうどサバをダブルでヒット。バケツの中では、釣って間もない大量の魚がバチャバチャと音を立てていた。

 梨本さんは同9時ごろ同埠頭に到着。混雑する先端部を避け右岸壁中間部に入った。サビキはチカ目当てでオレンジウイリー3号10本バリを2連結。タナを広く探ったが、ふたを開けてみればヒットは表層が多く、サバ主体にマイワシとニシンが交じって釣れた。取材時までに25cm前後のサバ25〜30匹、15cm前後のマイワシ7、8匹、15cmと25cm弱のニシンを釣った梨田さん。本命のチカは不発だったが、「サバは引きが楽しい」とまんざらでもない様子だった。

 なお、前日20日夜には同埠頭で15cm級のシシャモが20〜30匹釣れていた。小物に関して言えば、同埠頭は昼夜問わずターゲットに事欠かない。
(本紙・金沢 賢治)