5月25日、札幌市の知人、戸村徹さん(50)から「(豊浦町)大岸漁港でマガレイとイシモチが合わせて2ケタ上がった」と連絡をもらい、詳細を聞いた。

 戸村さんが南防波堤先端手前の外海側で釣り始めたのは午前3時ごろ。投げザオ2本に仕掛けは赤系ビーズやチューブの装飾付きビッグサーフ14号胴突き2本バリと1本バリ。1本バリのエサは塩イソメ5本掛け。2本バリは上バリがマツカワ狙いのニンニク塩サンマ、下バリは1本バリと同じくイソメの房掛けだった。

 イソメを5本も掛けると団子状になりそうだが、数本はハリスまでずり上げており、このボリュームのあるエサ付けで圧倒的なアピール力を演出した。

 1投目で31cmのイシモチを釣ったが、2時間ほど当たりが遠のき、待望のラッシュが来たのは同5時半~6時台。コンスタントにカレイを追加していったが、同8時以降はギスカジカが頻繁に掛かり閉口。上向かないまま同10時に納竿した。釣果は22~31cmマガレイ6匹、30~45cmイシモチ5匹、40cmアブラコ1匹。なお、よく釣れたのは50~70m沖だった。
(本紙・金沢 賢治)

戸村さんが釣ったカレイとアブラコ(左上)