7月29日午前11時〜午後2時、十勝川支流の幕別町猿別川でニジマス調査を実施したところ、60cmを超える大物のキャッチに成功した。

連日暑い日が続いていた十勝地方は雨も降らず、河川は渇水状態で厳しい状況が続いていたが、釣行日は久しぶりの雨予報。トラウトは活性上昇が予想された。

入釣したのは中流域。対岸に草木が垂れ下がって攻めづらいが、深く、重い流れにデカニジが潜むポイントだ。ルアーは、ウルトラシンキングミノーのハルシオンシステム月虫55激沈2024年限定カラー「白土ブラキン・ヤマメ」をチョイス。アップからのアプローチが厳しく、ダウンクロスで垂れ下がる草木の奥の奥を狙い撃ちした。

すると着水後1回目のアクションですぐに鋭い当たりで大物がヒット。雨の恩恵を感じながら慎重にファイトを楽しみ、丸々と太った62cmのデカニジを誘い出すことに成功した。

当日はベイトタックルで、PE1.5号とナイロンリーダー14ポンドを使用。オーバースペックだと思われるかもしれないが、これは魚のダメージを最小限にするための選択。このスペックであれば素早いキャッチ&リリースが可能で実際、今回もファイト時間はわずか数分だった。
(帯広・白土 高利)