15日、知内町狐越(きつねごえ)岬の投げ釣りで良型のマコガレイやアブラコが釣れた。

知人で札幌市の泉新吾さん(46)は午前5時半ごろ、岬の先端部=イラスト参照=で投げ釣りをスタート。この日は西寄りの風が強く吹いたが、背後からだったので釣りに支障はなかった。仕掛けは16号のイカゴロ仕掛けやコマセネット仕掛け、段差式の胴突き1本バリなどさまざまなタイプを使用。エサもエビ粉塩イソメ、ニンニク漬けのソウダガツオのハラモ、ホタテのミミ、アサリ、イカゴロなどこちらもいろいろ用意した。

広角的に10〜60mほど投げ分けたが、周囲が暗いうちはドンコとサメの猛攻に閉口したが、夜が明けてからは当たりすらなくなったという。

それでも8時半ごろにイソメの房掛けで28cmのハチガラをキャッチ。9時半ごろには1時方向へ10mほど投げたサオで44cmのアブラコが釣れ、その直後には同じ方向へ40〜50m投げたサオに44cmのマコガレイがヒットした。

どちらもイソメとソウダガツオの相掛けにヒットしたという。以降は小型のハゴトコのみで、次第に風が出てきたため泉さんは11時ごろに釣りを終えた。
(本紙・坂井 宏彰)