小樽港で14日、サビキ釣りで、良型のカタクチイワシが好調に釣れ、シーズンの訪れを告げた。

午後3時40分ごろ、同港の北浜岸壁を訪れると、右側出入り口正面付近には札幌市の今村一之さん(46)、健大さん親子の姿があった。2人は「良型が釣れています」と口をそろえ、銀鱗輝くイワシを見せてくれた。

今村さん親子のスタートは午後1時ごろ。2.1mと3mのルアーロッドに小型スピニングリール、白皮サビキ4号6本バリをそれぞれにセット。アミエビをこまめにまくと、すぐに良型イワシがヒットし、終始コンスタントに釣れ続けたという。

最終釣果は2人合わせて20cm弱のカタクチイワシが約30匹。入れ食いには至らなかったが、これは長く釣りを楽しむため、あえてマキエのまく量をセーブした結果だという。

3ケタの大漁を目指すなら、マキエはある程度の量がないと厳しいため大量に持参するのがおすすめだ。
(石狩・佐々木 徹)

北浜岸壁でカタクチイワシを好漁した今村さん親子