留萌港で5日、ハゼが好漁だった。また、良型のシャコも上がっていた。

午後4時ごろ、同港外港区のモニュメント付近のガードレール前で、札幌市の小野寺美代子さんら夫婦が投げザオを構えていた。毎年この時季にここでハゼ釣りとシャコ釣りを楽しんでいる夫婦は、「例年シャコは20~30匹は楽に釣れるが、なぜか今回は不調。それでもハゼはたくさん釣れているよ」と教えてくれた。

釣り開始は前日4日午後4時ごろ。4.5mの投げザオを各自2本出し、孫バリ仕様にしたチヌバリ1号やヤマメバリ7号を使った自作片テンビン2本バリ仕掛けをセット。短く切った生イソメをエサに付けた。

70~150m投げ分けると、モゾモゾとした小さい当たりがあり、幸先よくシャコが釣れた。8時ごろまでハゼをコンスタントに釣った。

仮眠を挟んで5日午前4時半に釣り再開。遠投中心で当たりを待つと、20cm級の良型ハゼがサオを揺らした。7時ごろにシャコを追加し、取材時までハゼを着々と釣った。

最終釣果は小型~20cm級のハゼが40匹ほどと20cm弱のシャコが2匹。ハゼは15~20cm級を12匹キープし、あとはリリースした。
(石狩・佐々木 徹)

良型ハゼを持つ小野寺美代子さん