余市港でホッケが好調だ。ホッケの好漁で連日にぎわいを見せる同港は、港内の広い範囲でホッケが釣れていた。

 2月25日午後1時過ぎ、中防波堤に札幌市の藤部階洋(たかひろ)さん(51)と釣友の吉田宏明さんの2人がいた。2人は午前11時半、同防波堤先端部へ向かうと、先行者3人組が港内側で入れ食いになっているのを目撃。3人合わせて165匹の大漁だった。藤部さんらは彼らのそばに入釣。藤部さんがハゲ皮オーロラサビキ5号仕掛けを2本バリにカットした仕掛けを使い、オモリ代わりにイワシカラーのジグを装着。吉田さんはジグヘッド7gにレッドヘッドのワームを付けて狙い、2人で20匹ほどを上げていた。なお同港では製氷工場前や南防波堤も絶好調で、サビキ釣りで100匹以上釣る人が複数いた。

(本紙・三木田 久史)

■ワンポイント
最も釣れていたのがサビキ釣り、次いでジグサビキ釣り。ジグヘッド+ワームやブラー+イソメでも釣れていた。

     

           

合わせて20匹ほどを釣った吉田さん(右)と藤部さん
ホッケが好調に釣れていた中防波堤先端部