標津町薫別漁港で秋のコマイシーズンが開幕。11日午後0時半過ぎ、投げ釣りでコマイが2ケタ釣れていた。

コマイを釣っていたのは東防波堤先端部にいた中標津町の男性(71)。釣り開始は取材の30分ほど前だった。当時、先端の灯台付近は波をかぶっていたため、安全面を考慮し先端から30mほど手前に入釣。仕掛けは13号3本バリの胴突きで、生のイソメを付けて港内側へ30mほど投げた。

すると2本目の投げザオを投げ終えた直後、先に投げてあったサオに当たりが来る。上がったのは23cmほどのコマイで、2匹が同時にかかるダブルヒットだ。このヒットをきっかけに、その後もシングルを中心にコンスタントにヒットが続き、取材中も当たりが止まらなかった。

結局、最終的な結果は1時間で23cm前後主体に13〜32cmが19匹に。魚影は濃く、時間をかけて粘れば数が伸びそうな気配だった。
(本紙・坂井 宏彰)