9月17日夜~18日朝にかけ、苫小牧西港の入船公園でハモが好調に釣り上がった。

18日午前9時半前、入口正面右角にいた札幌市の男性がスカリに65cmのハモを入れていた。実は男性、これ以外に9匹釣っており、全て先に帰った入釣者に譲ったそう。型は35~50cm級だったという。

男性は17日午後10時ごろに現地到着。当初は右角ではなく、右角の右側に釣り座を構えた。投げザオ3本には愛用している夜光チューブ付きの胴突きハモバリ仕掛けをセット。エサは半生のエビ粉塩イソメ1本。イソメの尻だけ切って集魚効果があるとされる体液を出した。

70~80m投げると、特に18日午前1~2時台を中心に当たりが頻発し、65cm以外の9匹を夜間にキャッチ。65cmは5時半ごろ、先行者と入れ替わりで右角に移動してすぐに釣れたそう。仕掛けは朝方に切り替えたクロガシラ狙いのエッグボール付きの胴突き16号1本バリで、エサは前述したイソメを使用。投げた距離は70mほどだった。

今回は小型が多かったが、男性は「これから10月、11月と秋が深まれば大型の太いハモがメインになっていく」と、例年の傾向から今後の見通しを語った。
(本紙・金沢 賢治)

札幌市の男性が唯一キープしていた65cmのハモ