函館市原木海岸はサケのイメージが強い釣り場だが、実はサクラマスの好ポイントでもある。1月31日午前11時前、小ぶりな30cm級がぽつぽつ上がる中、北斗市の男性(63)がひときわ型の良い1匹を射止めていた。
原木川河口右の船揚げ場から約50m右のサーフでロッドを振っていたこの男性は8時ごろ、釣友2人と入釣。当初は100mほど沖で跳ねが散見され、周囲ではピンクや緑金のジグの遠投で小ザクラがばたばた上がっていたそう。
しかし男性は惑わされることなく、カタクチイワシカラー110mmのシンペンを60mほど投げて中層をただ巻きするスタイルを貫いた。
すると10時20分ごろ、50m先で小さな魚信があり、次の瞬間に鋭い横走り。終始強い抵抗を見せた獲物は体高のある50cmの良型で、「日本海がしけているので逃げ場としてこちらに来た。まさか3月によく釣れるこのサイズが釣れるとは」と驚きを隠さなかった。
男性の知人によると、同海岸は遠浅で遠投が有利。海藻や岩礁帯が点在するが、根掛かりはさほど気にならないので広く探ってみたい。
(本紙・金沢 賢治)


