然別湖の固有種、湖の宝石とも称されるミヤベイワナ
然別湖の釣りを満喫した小澤さん(右端)ら一行

 鹿追町然別湖特別解禁の1stステージが5月26日、初日を迎えた。札幌市の小澤一允(かずのぶ)さん(40)ら一行は28日、29日の2日間ボートをレンタルして釣りに挑んだ。

 やや天候が崩れた28日は、前日夜の暴風により波が立っtらたことで湖水が濁り、魚の警戒心が薄れて活性が上昇。ボートに乗り込んだ小澤さんは9〜12gのチャート系スプーンなどのトローリングやキャスティングで、国内では同湖および流入河川にしか生息しない固有種、25〜30cmのミヤベイワナをキャッチ。サクラマス、ニジマスも交ぜつつ21匹を釣り上げた。仲間も全員2ケタを記録するなど好調だった。

 29日は晴天の影響でタナが深くなり釣果が落ちたが、それでも小澤さんは、美しい宝石のような魚体を愛でるには十分な2ケタを釣るなど、仲間と思う存分同湖の釣りを満喫した。

 同湖の遊漁は予約制で、グレートフィッシング然別湖のウェブサイト(https://www.shikaribetsu.com/)や電話(080・5599・9591)で申し込みが可能。遊漁料は1人4190円。ボートのレンタルは1隻2500円。その他各種レンタル、ガイドサービスもある。詳細は同サイトで。
(本紙・平田 克仁)