苫小牧沖で6日、40〜45cm級の大型主体にクロゾイが一時入れ食いとなり、女性アングラーのロッドを弓なりにした。

　本紙情報協力船タマリスク（高野清秀船長）は午前8時に同市勇払マリーナを出港。苫小牧東港沖堤周りの水深約15mで釣り始めた。江別市の女性4人組は会社の釣りクラブに所属しており、ほぼ全員が初心者。17〜21gのジグヘッドに６インチワームを付けて落とし込んだが、当初は潮が悪く苦戦。だが2時間後に潮が動きだすと途端に40〜45cm級の大型のヒットが相次いだ。井川結貴さんは当日最大の55cmを上げたが、ファイトは推定1分半にも及び、「今日は魚が大きく大満足です！」と喜んだ。

　高野船長によれば、終了の午後１時までに4人で推定60匹のクロゾイが上がったそう。シーズンは今がピークで、初心者が挑戦するには最適な時季といえそうだ。タマリスクの予約等は☎090・8639・1012まで。
（本紙・平田　克仁）