剣淵町と和寒町にまたがる桜岡湖で13日、ワカサギが昼前を中心によく釣れた。
午後1時ごろ、第2駐車場の対岸寄りで常連男性が7、8cm主体のワカサギを入れ食いで上げていた。常連は「朝は釣れなかったが、昼前から急激に釣れるよ」と笑いが止まらない。常連は午前7時半ごろに現地到着。水深4mのポイントで釣りを開始した。開始から1時間は激渋展開。同8時半ごろからようやく当たりが出始めたものの、時速15〜20匹と精彩を欠いた。不調にしびれを切らし、他の何人かの釣り人は昼前に去って行ったという。しかし快進撃が始まったのはここからだった。
同11時ごろ、突如としてべた底でヒットが連発し、感度抜群だという渓流ザオのティップで作った穂先がひっきりなしに動く。ペースはまさに入れ食いで、好調ぶりは取材時も続いており釣果は約300匹に。仕掛けは1〜1.5号6本バリでエサは紅サシを付けていた。
また同11時半ごろに入釣した東川町の能登直樹さん(58)は上向いたタイミングに釣りを開始できたこともあり、0.8号6本バリ仕掛けにサシを付け50〜60匹をコンスタントにゲット。「桜岡湖はべた底で釣れるケースがほとんどだ」とその傾向を教えてくれた。
同湖は遊漁料は無料だが、車1台につき駐車料金1000円がかかる。今季は第1駐車場と第2駐車場のみ開放。営業時間は午前7時〜午後5時。詳細はレークサイド桜岡☎0165・34・3100。
(本紙・金沢 賢治)
ワンポイント
常連いわく「同湖は開幕して間もない方が釣果がいい」。具体的には開幕後2〜3週間以内がベストだという。今季の同湖は7日に開幕した。