カップルの女性が表層でワカサギキャッチ
大きなビニールハウス小屋でワカサギを釣る伊達市のカップル

 七飯町の蓴菜沼で1月27日午後1時20分ごろ、伊達市のカップルが氷上ワカサギ釣りを楽しんでいた

 2人は受け付けがある大きなビニールハウス小屋内の奥で午前8時ごろ、釣り始めた。仕掛けは共に1号の7本バリ。エサは半分に切った紅サシを使用した。男性は水深3.2mほどのべた底を、女性は氷穴をのぞくとワカサギの姿が見えたので氷の下50cmほどを狙った。

 釣り始めるとワカサギはすぐに釣れ、開始1時間はエサさえ付いていれば入れ食いになるほど魚の活性が上昇。その後はペースが落ちたものの、午前中はコンスタントにヒットした。午後はぽつりぽつりの散発状態になったが、それでも誘いやエサ替えをまめに行い釣果を伸ばした。

 取材の1時間ほど前にエサのサシが底を突き、赤い人工エサを使用したが、食いはサシと遜色なかったという。2人は取材までに6.5〜8cmを計290匹も釣る大漁だった。

 同沼の遊漁料は高校生以上600円、小中学生300円。幼児無料。有料レンタルタックルあり。マキエは禁止。詳細は大沼漁協蓴菜沼エリア☎080・4040・7575へ。
(本紙・坂井 宏彰)

■ワンポイント
 同沼によく来るという男性によると、釣れる穴と釣れない穴が日によって変わるそう。そのため反応が乏しい場合は1カ所で粘らず、釣れる穴を探して次々と移動するのも手だ。