8日、古平沖へホッケ、マダラ狙いで出かけ大漁となった。
午前5時半ごろ、古平漁港から乗り合いで10人が乗り出港。前日のしけの影響で少しうねりがあり最初のポイントの125mラインまで50分ほどかかった。着くまでの間にタックルの用意。2.4m、150号のサオに電動リールをセット。仕掛けは最初のターゲットであるホッケ狙いで赤青などのバルーン仕掛けを選択。もちろんエサは付けない。
ポイントに着いて船が立ち、船長の合図で釣りスタート。仕掛けが着底してから4〜5m底を切ると、すぐにホッケの当たりがくる。「ゴン、ゴン」と手元の感触でホッケが連続でハリ掛かりするのを確認してから、一度サオで大きく合わせてから電動リールのスイッチをオン。リールを巻き上げる。途中でホッケの重さと引きでクラッチが滑り、巻き上げが一時停止するなど手応えは十分。上がったのは脂乗りがいい40cm級の良型主体で、本命の50cm超えのメガホッケが交じりハリ数付く上々の出足だ。2時間ほどでホッケの釣果が1人60〜70匹に達したところで、次のターゲットであるタチ入りマダラのポイントへ向かった。
15分ほど走ってポイント到着後、今度は全員がバルーン仕掛けをタラシャクリに替え、ボトム近辺を探る。するとガツン!とマダラ特有の強烈な当たりが頻発。上がったマダラは80〜95cmの大型が中心で、腹がぷっくり膨れ上がりコンディション抜群だ。一時入れ食いとなる絶好調ぶりで、雄はほぼタチが入っていた。そんな調子で全員がマダラを好漁。正午の沖上がりを待たずに全員5〜10匹のマダラをキープしたところで納竿した。
(札幌・伊藤 禎恭)