9月26日午前8時15分ごろ、苫前漁港のウキルアー釣りで札幌市の男性(66)がサケを4匹ゲット。昨年の実績を信じた末の好漁劇だった。この男性は9月中旬にここでサケを狙ったが不発で、その後もいい情報は聞こえなかったが、昨年同月下旬にここでサケを上げた実績があり、期待を胸に26日に同港を再訪した。西外護岸右角から10mほど左で5時ごろにウキルアー釣りを開始。40gのスプーンは黒点入りの赤で、エサはエビ粉ニンニク塩ソウダガツオを使用。ハリに黒いタコベイトをかぶせた。ウキ下を1.7mほど取って約40mキャスト。すると5時40分ごろ、スローリトリーブ中に56cmの雄が、5分後に67cmの雌がヒット。7時前には60cmの雄を追加し、取材直前にはスプーンを35gのブルピンに替えた1投目で64cmの雄が釣れ、周囲を驚かせた。ヒットゾーンは10mほど先と近く、4匹目に至っては2〜3m先で釣れ、手前までしっかりと探ることが重要だった。当日は他に西外護岸右角で1匹、ガードレール前で6、7匹、トイレ前で1匹上がったが、他の場所は不発だった。
(本紙・坂井 宏彰)

札幌市の男性がウキルアーで釣ったサケ