10月26日、森町掛澗沖に出船した本紙情報協力船の第16喜美丸(小笠原重男船長)の乗客が大型ソウハチを主体に数釣りを楽しんだ。
午前6時過ぎ、釣り仲間のグループ8人が乗船して同町掛澗(かかりま)漁港を出港。最初に水深50~60mのポイントでソウハチを狙った。仕掛けはソウハチサビキ18号5、6本バリを使用。エサには紅イカを使った。開始直後から絶好調な上、30~40cm級の大型ぞろいだ。3時間ほどで1人平均100匹前後の釣果を得た。
9時過ぎからは水深20~30mの浅場へ移動した。ここでは函館市の坂野正仁さん(64)がゴールドのブラー40gにイソメ3本を房掛けした引き釣りで45cmの大型クロガシラをゲット。函館市の辻美津浩さん(58)はピンク/銀ラメの4インチのワームを装着したテキサスリグで55cmのヒラメを射止めた。船は午後1時半に沖上がりした。
小笠原船長によると当日は浅場の濁りが強く、人気のアブラコは船中2、3匹に終わったが、濁りが消えればもっと数が出るそう。同沖の五目釣りは11月下旬まで続く。
(札幌・三木田 久史)
【森町掛澗沖】良型ソウハチ入れ食い。クロガシラ、コマイも