5日、せたな町須築漁港のアメマスはミノーのジャーク&リトリーブに好反応だった。

午後1時半過ぎ、旧港の船揚げ場左横突堤でキャストを始めた。当時は北寄りの風が強く吹いていたのでルアーは向かい風でも飛距離の出しやすい30gのジグ(イワシカラー)を選択。これを対岸の北防波堤方向へ60mほど投げた。

着水後は5カウント沈めて速巻きしたがノーヒット。投げる距離や方向、あるいはアクションを変えてもいい反応は得られなかった。そのため15分ほどでルアーを120mmのシンキングミノー(カタクチカラー)に変えて40〜50mキャスト。表層を速巻きしつつ随時ジャークをしてアクションに変化を付けると、3投で50cmのアメマスがヒット。ジャーク直後にヒットし、サイズ以上によく引く魚だった。

その後も同じ釣り方で40cmほどを2匹追加したが、風が強くなってきたので2時半前に終了。わずか1時間ほどだったが有意義な釣行となった。
(本紙。坂井 宏明)

サイズ以上によく引いた50cmのアメマス
3匹のアメマスが釣れたシンキングミノー