1月25日、岩内港のホッケは貧果の人が多かったが、好釣果を上げるグループもいた。
午前11時過ぎ、旧フェリー埠頭の三菱重工業右前の岸壁で10人ほどがホッケを狙っていた。数匹程度の貧果が多かったが、小樽市の釣り仲間3人は6時過ぎからサビキ仕掛けを垂らし、31〜40cmを45匹ほどゲット。不調の釣り場で釣果が際立った。
開始早々に4匹が立て続け釣れたが、直後にトドが出現し、2時間ほどは当たりもなかった。それでも3人はアミエビブロック11個分の大量のマキエをまき続け、かつブロック1個をネットに入れ、足元に沈めて集魚する万全の体制を取ったところ、8時ごろに当たりが復活。9時半ごろまでに釣果の大半を釣り上げた。
3人が使用したのはグリーンウイリー7号6本バリサビキで、付けエサはLLサイズのオキアミ。下のハリ2本はエサを付けなくても釣れた。タナは当初は底だったが、トド出現による中断を挟み8時ごろから始まった2回戦では、中層や表層でよく釣れた。
(本紙・坂井 宏彰)
【岩内港】トド出現も当たり復活!大量のアミエビ投入が奏功