札幌市の知人、斉藤嘉和さん(68)から「室蘭港の崎守埠頭ではしりのハモが釣れた」と連絡をもらい、詳細を聞いた。
斉藤さんは6日午後7時に倉庫前左端に入座。投げザオ4本に夜光玉仕様の中型や大型ハモバリ胴突き2本バリ仕掛けをセットし、生イソメや半生エビ粉塩イソメを2~4本の房掛けにした。
しかし、この日の夜はハモと思われる魚が仕掛けを絡ませて逃げたことと、47cmのイシモチと36cmのクロガシラ、29cmのシマゾイが各1匹釣れたこと以外にイベントはなかった。7日日中はイシモチが数匹ヒットしただけだった。
ハモに目がない斉藤さんは7日も同じ場所で夜釣りを敢行。すると午後7時50分、ハモ特有のふわふわした当たりではなく、刺さるような当たりが来る。すぐに合わせると63cmのハモが上がり、さらに1時間後に61cmを追加した。深夜に31㌢のクロガシラと26cmのマガレイも加えた。
斉藤さんによると、遠投ではヒトデが多く、釣行を通して20匹以上掛かったそう。ハモを含め大半の魚がヒットしたのはヒトデが比較的少なかった40m前後の飛距離だったという。早くもシーズンインの雰囲気が漂う同港のハモ。今後は夜釣りが盛り上がりそうだ。
(本紙・金沢 賢治)

