佐呂間町の富武士(とっぷし)漁港富武士地区で6月20日午後8時半ごろ、エギングで胴長12cmのマメイカが釣れていた。

夜のとばりが下りた港内の船だまりで、北見市の西尾さん親子と釣り仲間2人の計4人が投光器を使用してマメイカを狙っていた。話を聞くと、西尾篤人さん(9)が取材直前に胴長12cmの良型を釣り上げていた。

タックルは、7フィート6インチのルアーロッド、小型のスピニングリール、ナイロンライン1号。エギは1.5gのオレンジを使用した。

釣り方は、足元に沈めたエギがフォールして見えなくなったタイミングで一度サオを大きく、ゆっくりとしゃくるだけ。すると中層でステイしたタイミングでイカが食い付いたという。

取材中にも篤人さんのロッドに当たりがあり、この日2匹目となる12cmのマメイカを釣り上げた。

なお、西尾さんらは11時半ごろにサオを収めるまでに4人でマメイカ8匹をキープしたが、ばらしも多かったそう。終了時もたびたび群れの回遊が見られ、そのまま粘れば1人2ケタの釣果が難しくない情勢だった。
(本紙・梅津 佳)