19日、小樽港で初物の良型マイワシを好漁したと知人で札幌市の富水貴広さん、奏太さん親子から連絡をもらい、状況を聞いた。

 富水さん親子が厩町岸壁に着いたのは18日午後9時ごろ。先に釣り場へ行っていた釣友2人に合流した。小雨の中、白色LEDの投光器3台で海面を照らし集魚。4・5mの磯ザオをそれぞれ1本用意し、サビキ仕掛けをセット。オモリ内蔵のコマセカゴにアミエビを入れ、仕掛けを上層から中層に下ろした。


周りは誰も釣れておらず、釣り人が続々と撤収し始めた。気づけば同岸壁に残っていたのは富水さんら4人だけに。せっかく来たのだからと、雨に濡れるのを覚悟して続行。これが奏功し、10時ごろからぽつぽつとマイワシが釣れ始めた。

11時ごろには全員が待望の入れ食い状態に突入。鈴なりで掛かることも何度もあり、翌19日午前1時ごろまで好漁を楽しんだ。食いが良かったのはグリーンスキンサビキ8号6本バリだった。

富水さん親子の最終釣果は18~25cmのマイワシが98匹と、30cmと38cmのサバ各1匹。マイワシは4人合わせて軽く200匹以上をキープしたという。
(石狩・佐々木 徹)

厩町岸壁で好漁した良型マイワシと富水奏太さん