サケ釣りのシーズン真っただ中の釧路東港南埠頭で8月23日、垂らし釣りでサケを2匹上げた釧路市の田中修身(おさみ)さん(47)に話が聞けた。

同埠頭に20人ほどのサケ釣り師がいた午前7時半ごろ、「サケを2匹釣ったよ」と弾んだ声で教えてくれたのが田中さんだった。田中さんの入釣は4時ごろ。7.2mの磯ザオに3000番のスピニングリールをセット。ミチ糸ナイロン8号に両管オモリ3号を付け、その下からハリスを約1m伸ばし、ハリにピンクのタコベイト1.5号をかぶせた。エサは紅イカを使用。仕掛けが底から約50cm上になるようにタナをセットした。

1匹目の65cmはは5時半ごろにヒット。サオ先が海面に刺さり込むほど強い当たりだった。2匹目の67cmはその30分後に釣れ、沖や横には走らず、比較的スムーズに上がってきたという。

なお、隣で釣りをしていた釣り仲間の柬理雅也(かんり・まさや)さん(40)は80cmの大型を射止めたほか、このポイントでは全体で5匹前後が釣れたようだ。

無理な割り込みやゴミの投棄、漁協者、工事関係者に迷惑のかかる行為は厳禁。マナーとルールを守って釣りを楽しんでほしい。
(本紙・梅津 佳)

笑顔の田中さんとキャッチした2匹の雌ザケ
釣れた2匹はどちらも銀ピカの好コンディション