11月26日夜から27日早朝にかけて、泊村兜千畳敷のエサ巻きエギングでマメイカがヤリイカ交じりで異例の大漁だった。
午後10時ごろ、磯場の先端に札幌市の小神敏さん(55)がヤリイカ、マイカ狙いで入釣した。エサ巻きエギングのエギは、主に2.5号や3号のノーマルタイプやエサ巻き用のレッドヘッド、ピンク系を使用した。塩で締めた鶏の胸肉を付けて、20〜30mキャスト。20〜30秒沈めたら、スローリーリングをベースに、随時ロッドをゆっくりとしゃくってアクションに変化を付けた。
すると釣り開始10分ほどマメイカが釣れ始め、その後はヤリイカも交じって釣れた。だが、どちらのイカも釣れ具合は、ぽつぽつ程度と今一つだった。一気にペースが上がったのは、27日午前5時ごろから終了の6時ごろまでの1時間ほど。当時はワンキャストワンヒットでマメイカが釣れ、釣果の半分程度を釣ったという。
小神さんの最終釣果は胴長10cm前後のマメイカを主体に胴長16〜22cmのヤリイカ交じりで計48匹。マイカは釣れなかったが、思わぬマメイカの大漁に小神さんも満足している様子だった。
(本紙・坂井 宏彰)



