3月25日、乙部町鮪ノ岬(しびのみさき)でサクラマスが6匹ほど上がった。
穏やかな天候だった3月25日午前9時半ごろ、鮪の岬トンネル南側の国道脇の駐車スペースで帰り支度をする男性が、今季初物となる59cm、2.85kgのグッドサイズを手にしていた。男性が同岬左側基部で釣り始めたのは午前5時半ごろ。ルアーはサクラマスの実績が高いイワシカラー105mm、36gのシンキングペンシル。70~80m投げ、着水と同時に1秒にハンドル1回転程度のリトリーブで反応を待った。男性によるとこの日、20~30m先まで潮が全く効いておらず、ルアーを通しても「スカスカ」。そのため潮が効いていないエリアを素早く巻いて無駄を省き、手返し良く投げ直したそう。すると周囲でぽつぽつとサクラマスが上がり始め、同8時半ごろには、男性にも40mほど沖で待望のサクラマスがヒット。手前によせると同時に激しく抵抗し、十分な引き味が楽しめたそうだ。男性によると、他には40cm級主体に50cm級が交じり全体で5匹ほど上がったという。
(本紙・坂井 宏彰)