52cmの良型ニジマスと筆者
良型ニジマスが釣れた遠軽町市街地付近の流れ

 16日、昨年10月以来となる湧別川でロッドを振ったところ、活性の上がった夕方にニジマスが連続で釣れた。

 同日は、まず湧別町の川沿いにあるゴルフ場や開盛頭首工付近をルアーで探り、40cm前後が数匹釣れたがサイズに納得がいかず午後5時半、遠軽町岩見橋付近で仕切り直した。ロッドは13フィートのシーバス用で、ラインはナイロン2号。護岸工事で川幅が狭くなり流速の速い深みに向け、13.5gのアワビ貼りのスプーンを投げた。

 じっくり沈めてボトムを意識しながら丹念に探ること40分、日が傾いた頃にまず38cmが釣れ、続けて45cmがヒット。どうやら夕まづめの「お食事タイム」に突入したようだ。再び同じポイントを探ると、根掛かりと勘違いしそうな、ズシンと腹に響く当たりがくる。場荒れさせないよう、フッキング直後にドラグを緩めて魚を走らせ、ポイントから外れた時点でようやく本格的なファイトに入る。数分のやりとりの末、上がったのは当日最大の52cm。この1匹で留飲を下げ、午後7時半、ロッドを畳んだ。
(苫小牧・長谷川 浩二)