17日、釧路西港第1埠頭でサケが上々の釣果だった。午前7時前、先端岸壁の左角から100mほど右にいた札幌市の男性(48)が垂らし釣りで銀ピカのサケを2匹上げていた。

入釣は同4時。ハリはライトジギング用の#1サイズで、1.5号の赤やピンク、緑のタコベイトをかぶせた。エサは塩締めのソウダガツオと緑の食用色素で染めたイカの相掛け。同6時ごろにタナ5.5mで75cmの雄が釣れ、取材直前には6.5mで72cmの雄を追加した。

一方、先端から190mほど基部寄りの左側面にいた札幌市の福田匠さん(29)は、ウキルアーでサケをゲット。福田さんは早朝、先端岸壁に入ったが不発に終わり、同6時過ぎにここへ移動。すると、わずか2投で77cmの雄のサケが釣れたという。ウキ下は1.5mで、スプーンは45gのピンクシェル。ニンニク塩ソウダガツオをハリに付けて50m投げ、スローリトリーブで探ると足元から10mほど沖でヒットしたそうだ。

現地で聞き込みをした結果、同埠頭全体の釣果は18匹ほどとまずまず。先端岸壁よりも左右の側面に当たる岸壁の方がよく釣れていた。
(本紙・坂井 宏彰)

移動直後に釣れた77cmの雄のサケと笑顔の福田さん