11月26日、知人で函館市の高橋光彦さん(59)が森港のブラー釣りで大型のアブラコやクロガシラを釣った。

正午ごろ、高橋さんは本港地区の漁協施設前岸壁右端付近にアブラコとクロガシラ狙いで入釣した。普段から比較的軽めのブラーを使うことが多い高橋さん。今回はあえて赤い15gの重めを選択。理由は人気ポイントだけに入釣者が多く、手前は魚がすれていることが想定されたからで、遠投でサオ抜けポイントを探るために重めのブラーをセレクトしたそう。

ハリに塩イソメを付けて50〜60mキャストし、底まで沈めたら1、2回リフト&フォールで魚にアピール。その後、サオ先を5、6回程度揺らして誘ったら一度動きを止めて食わせる「間」を作った。これを繰り返すと午後1時ごろに49cmのアブラコがヒット。2時15分ごろには43cmのクロガシラ、3時前には42cmと38cmのアブラコを追加した。その後は小型のアブラコやカジカのみで5時ごろに終了した。

今回、高橋さんによると型物は42cmのアブラコ以外全て沖でヒットしたそうで、高橋さんの狙いが的中した格好だった。
(本紙・坂井 宏彰)

49cmのアブラコと43cmのクロガシラを釣った高橋さん