10日午前11時ごろ、釧路市音別町のキナシベツ海岸を訪れると、ちょうど帯広市の松田行博さん(56)が48cmの良型マツカワを上げる場面のに出くわした。
松田さんは同僚で釧路市の野崎拓也さん(56)とともに5時半に入釣。前述の48cmを含めて40~50cm級のマツカワ3匹と60cmのサケ1匹を上げていた。この日は投げザオ5本を並べ、ニンニクに漬けたソウダガツオをエサに使用。フロートは緑で、サケバリ大にグローライン入り緑2号のタコベイトをかぶせて40m投げると、6時台にマツカワ2匹とサケ1匹が立て続けにヒットしたという。
そして松田さんを取材中だった11時過ぎ、隣にいた野崎さんに61cmの雄ザケがヒット。エサは塩ニンニクソウダガツオ、自作のピンクフロートに2号オレンジのタコベイトを組み合わせ、50mほど投げていた。
毎年この時季に同海岸へ通う松田さんは、「ここは10月いっぱいサケが狙え、11月中旬にかけてマツカワも上向く」と話す。マツカワは午前中に活性が高まることが多く、午後2時くらいまでが勝負だろうとのことだった。
(本紙・梅津 佳)

