1月28日に氷上ワカサギ釣りがスタートした砂川遊水地。2月3日正午ごろに訪れると釣果に差はあったがいい人は3ケタ釣っていた。

 管理棟から200mほど左の岸際にある小灯台付近を中心にテントが70張り以上あった。釣果は数匹〜50匹ほどの人が大半だったが、中には3ケタを上げる人もいた。

 小灯台から北西に50mほど進んだ場所にテントを張った江別市の清水智一さん(40)も釣果は3ケタに達しており、6〜8cmを260匹ほど釣っていた。

 清水さんのスタートは午前8時ごろ。事前情報で沖側がいいと聞き、ここに釣り座を構えたという。仕掛けは下バリ付きの0.8号6本バリで、オモリは2.5gを使用。エサの白サシや紅サシは事前にチーズを食べさせたもので、半分に切ってハリに付けた。

 水深は8mほどで、5mほどのタナを狙うとすぐにワカサギが釣れたそう。魚影が濃く、次々と釣れたそうで誘いも不要なほどよく釣れた。

 3匹、4匹と複数のワカサギが同時に掛かることが多く、同10時半ごろまでには釣果が200匹に達するなど好調だった。

 しかし、それ以降は一転して当たりが遠くなり、タナを広範囲に探ってみたり、まめにエサを替えたりしたが状況は好転せず、散発で釣れる程度に終始した。

■ワンポイント
 清水さんと同様に朝方によく釣れ、午前10時ごろからさっぱり釣れなくなった人が多かった。釣果優先なら朝方の入釣は欠かせないようだ。駐車場の利用時間は午前5時〜午後5時。西側の立ち入り禁止エリアでの釣りは厳禁。

ワカサギを大漁し笑顔を見せる清水さん
人気釣り場だけあり、日曜日の砂川遊水池はテントの花が咲き乱れた