長万部町国縫(くんぬい)漁港の左のサーフで兄弟3人が仲良くヒラメをゲットした。
6月28日午後5時、同港北防波堤を訪れると、恵庭市の佐藤峻祐(しゅんすけ)さん(25)がヒラメを3匹キープしていたので話を聞いた。
「久しぶりに兄弟そろって釣りを楽しんでいます」と話す佐藤さんは長男で、次男で函館市の柱冴(けいご)さん(23)、三男で岩見沢市の天哉(たかや)さん(18)、そして母親を連れ立って午前2時に同港を訪れた。
白々と夜が明けてから港内を探ったが、反応はなかった。それでも、兄弟3人がそろう滅多にない機会を生かすため粘っていると、午後2時ごろ、漁港左のサーフに移動していた柱冴さんが57cmの良型ヒラメをキャッチ!そこから3人の快進撃が始まる。
30〜40gのジグを投げ、底層を意識して探ると50cm超えの良型が次々とヒット。終了した5時半過ぎまでに、峻祐さんが65cmと50cmを上げ、柱冴さんは53cmを追加。天哉さんも59cmを釣るなど、想定外の終盤の好漁劇に3人は喜色満面だった。(苫小牧・長谷川 浩二)


