17日午前8時20分ごろ、稚内港天北1号埠頭で、地元の森正義さん(82)が、サビキ仕掛けを投げてサバとマイワシを合わせて100匹近く釣っていた。

入釣は7時。白皮10号にレインボーティンセルを巻いた6本バリサビキを使用。約20m投げて中層付近をジャーク&リトリーブで誘うと、開始からほぼワンキャストワンヒットの状態で釣れた。ダブルやトリプルヒットも多数。釣れた魚はサバ、マイワシとも17~23cmが中心だった。

使用したタックルは3mの投げザオに3000番のスピニングリール、ラインはPE1号だった。森さんは、サビキ釣りと並行してウキ釣りでも狙っており、サビキ釣りとウキ釣りを合わせた釣果は、小型のリリース分を含めると100匹以上に達した。

ウキ釣りは、丸セイゴ15号の1本バリにサバの身を1cm角に切ってエサにした。型の良い魚はサビキよりもウキ釣りで掛かりやすかったという。森さんによると、「日によっては30cmを超えるサバも釣れる」という。

サバやマイワシは例年11月上旬まで狙えるそうで、今後の釣果にも期待が高まる。
(本紙・ 梅津 佳)

サバとマイワシを好調に釣っていた森さん