途中から大物らしい強烈な引きを見せた70cm
のマツカワ
大物のマツカワが食い付いたシャッド系
ワーム

 19日、北斗市の溝口唯斗さん(26)が長万部町大中漁港で70cmもある大物マツカワを釣り上げた。

 溝口さんはワームでマツカワを釣るため、仲間2人と東防波堤基部寄りの外海側で午前3時からワームを投げた。テキサスリグのシンカーはパイプ付きナツメオモリ6号で、♯3/0のオフセットフックにグローカラー3.8インチのシャッド系ワームをセット。70〜80m投げて着底後は底層をストップ&ゴーで探った。すると2投目のフォール中に急に手応えが重くなる。半信半疑で合わせても当初は重いだけだったが、足元に近づくにつれてどんどん引きが強くなり、底にへばりつこうとする平物特有の強烈な引きへと変化。ドラグをやすやすと鳴らし、激しく抵抗した末にようやく足元に浮いたのは、これまで見たこともない大物のマツカワだった。

 最後は釣友の差し出すタモに無事収まったが、あまりの大きさにしばらく足の震えが止まらないほどインパクトのある大物だった。
(本紙・坂井 宏彰)