浜中町火散布(ひちりっぷ)沼と太平洋をつなぐ水路のような形の同町散布漁港本港地区で5月9日、クロガシラを中心にカワガレイを合わせ2人で2ケタの釣果が上がった。
午後0時半ごろ、港の北側にある市場前で別海町のご近所コンビ、安斉幸一さん(72)と太田勝司さん(68)が釣り座を並べていた。安斉さんは32cmと34cmのクロガシラを各1匹、太田さんは30~35cmのクロガシラ4匹と手のひら級~30cm台前半のカワガレイを3匹キープ。取材中には太田さんが30cm台前半のクロガシラ1匹と中型カワガレイを2匹追加した。
スタートは午前11時ごろ。安斉さんがシモリ玉付き14号胴突き2本バリで、エサは生イソメ。太田さんはエッグボール付き14号胴突き2本バリで、エサは半生の塩イソメを付けた。キャストは共に20mほど。太田さんによると、投げ過ぎると仕掛けが流されるので、ちょい投げが適しているとのことだった。
取材時は真っ昼間だったが、太田さんを中心にクロガシラやカワガレイが続々ヒット。シーズン盛期の今なら、昼からの「のんびり入釣」でも好釣果が期待できるようだ。

