12日午前8時半ごろ、シーズン後半に突入している白糠町茶路川河口海岸を訪れると、10名ほどの釣り人がサオを振っていた。その中の1人、白糠町の男性(77)が前日11日に50cmのサクラマスを釣ったというので当時の状況を聞いた。
この釣り場に足しげく通うこの男性は、11日午前4時ごろ、河口から約20m右のサーフに入釣。タックルは、9フィートのルアーロッドに4000番のスピニングリール、メインラインはPE1.2号を使用した。ルアーは青とピンクの30gのスプーンを用意した。
80~90m投げた後、ミディアムリトリーブで誘うと開始3投目に30m先で手応えが来る。本命だとすれば口周りが柔らかため口切れに注意しつつ、ロッドを寝かせて引き上げると、やはり本命のサクラマス。全長50cmの中型だった。
男性によると、前日11日は河口右海岸でサクラマスが全体で10匹上がったとのこと。12日は取材時点で、左海岸でサクラマスが全体で5匹釣れていた。
(本紙・梅津 佳)

