午前10時ごろ、苫小牧東港中央埠頭のフェンス右横で、富良野市の橋本均さん(64)が釣友と2人で20〜30cmのサバを計50〜60匹上げていた。

橋本さんは午前6時にフェンス右端から15m右側に釣り座を確保した。仕掛けはハゲ皮オーロラサビキ10号6本バリを使用。仕掛けの上にはホッケ専用集魚剤とアミエビブロックを混ぜたコマセをLLサイズのカゴに入れて装着した。

オモリ8、10号を底から1m上げた位置に仕掛けを垂らすとコンスタントに20〜30cmのサバが25匹ほど上がった。少し前からはアカハラが急増してサバの釣れるペースが落ちたそうだ。友人もほぼ同じ仕掛けで同型を30匹ほど上げていた。

橋本さんは「そろそろ釣れると思って来たら釣れた。魚はみそ煮などにして食べる」と話していた。

フェンス横には他に7、8人がジグ単体やジグサビキでサバを狙っていたが、釣果は橋本さんらの半分以下。数を優先するならサビキ釣りが有利のようだ。 時季的にそろそろフクラギやカンパチの吉報も舞い込みそうだ。